最近は、ChatGPTなどのAIを使って旅行の計画を立てる人が増えています。
行き先の相談、航空券のルート検討、ホテル候補の比較、観光プランの作成まで、以前なら複数のサイトを行き来して調べていたことを、会話形式で整理できるようになってきました。
その流れの中で、IHGもAIを活用した新しいホテル検索ツールを打ち出しました。
2026年6月3日、IHGはChatGPT上で利用できるIHGアプリをローンチしたと発表しました。
※参照
「IHG Hotels & Resorts Advances Conversational AI Search Capabilities(2026年6月3日:IHG)」https://www.ihgplc.com/en/news-and-media/news-releases/2026/ihg-hotels-and-resorts-advances-conversational-ai-search-capabilities
IHGはこのアプリを通じて、ChatGPT上でIHGのホテルを検索・比較・探索できるようなりました。
そして、今後IHGのホームページやIHG One Rewardsアプリ内にもAIによる会話型検索を導入する予定としています。
つまり、IHGでホテル探しを行う際には「公式サイトで地域名を入れて検索する」という従来のやり方だけでなく、「条件をAIに伝えて候補を出してもらう」という新時代の検索が可能になりました。
特に、IHG修行をしている人にとってはかなり相性の良いアップデートです。
宿泊日数を積み上げたい人、安いIHGホテルを探したい人、海外のIHGホテルまで含めて比較したい人にとって、ホテル検索の手間を減らすことが可能です。
IHG×ChatGPTで何ができるようになったのか
今回のIHGアプリは、ChatGPT上でIHGホテルを探しやすくするためのツールです。

IHGによると、ChatGPT上のIHGアプリでは、100カ国以上にある7,000軒超のIHGホテルを検索・比較・探索でき、旅行者の好みに応じてホテル候補を提案します。
表示される情報には、リアルタイムの空室状況、料金、インタラクティブマップ、アメニティなどが含まれるとされています。
これまでホテルを探す場合、まず都市名や日付を入力し、価格順に並べ替え、地図で場所を確認し、ブランドや口コミを見て、さらに公式サイトやアプリで条件を確認するという流れが一般的でした。
知りたい情報を調べるまでに、何回もページを行き来するのは面倒に感じる方も多かったと思います。
しかしChatGPT上のIHGアプリでは、最初から会話形式で条件を伝えられます。
実際にIHGのChatGPTアプリを使ってみた
東京で安いIHGホテルを検索してみた
例えば、「6月8日の東京で安いホテルはどこですか?」とChatGPTに打ち込めば、東京にあるIHGのホテルの中でも安いところをピックアップしてくれます。


検索結果では、各ホテルの名前と画像の一覧が表示されます。
「客室を見る」を押せば、IHGの公式ページにアクセスでき、すぐにホテルの予約をすることができます。

質問の回答は、写真にある通り最安値のホテルとして、東京にアクセスしやすいインターコンチネンタル横浜グランドをピックアップし、東京23区内という条件ではANAホリデイ・イン東京ベイが安いと教えてくれました。
しかも、ホテルの名前と料金のランキングの表も作ってくれるので、料金の比較を簡単に行うことができます。
世界で安いIHGホテルを探してみた
そして、今度は別の質問を試してみました。
「6月8日の世界で1番安いホテルはどこですか?」と打ち込んでみました。
これで最安値のホテルがスピーディーに把握できれば、IHGの宿泊修行もよりお得に、より楽になります。

質問の回答では、世界全体を端から端までを一発で横断検索するのはできないとのことでしたが、IHGが多い主要都市・安価に出やすい都市を横断して検索してくれました。



クアラルンプール、ジャカルタ、ニューデリーなど、安い価格が出やすいアジアの地域を中心に検索が行われました。

最終結果として、インドネシア・ジャカルタにある「Holiday Inn Express Jakarta Menteng」が今回検索できた範囲の中では一番安いという結果になりました。
こちらの「Holiday Inn Express Jakarta Menteng」は、以前の記事でも世界的に安いIHGのホテルとしてピックアップしました。

検索の仕方を変えれば、アジア以外で世界最安値のIHGホテルが見つかる可能性はゼロではありません。
最初のホテル候補を絞り込むにはかなり便利
今回、アプリを実際に使ってみましたが、かなりスムーズでした。
これまでなら、IHG公式サイトを開いて、都市名を入力し、日付を入れ、表示されたホテルを価格順に並べ替え、さらに地図で場所を確認する必要がありました。
しかしChatGPT上で条件を伝えると、候補のホテルを会話形式で整理してくれるため、最初の比較がかなり楽になります。
特に便利だと感じたのは、最安値帯のホテルを探しやすい点です。
IHG修行では、ラグジュアリーホテルに泊まることよりも、宿泊数や対象宿泊を効率よく積み上げることを重視するケースがあります。
その場合、「このエリアで一番安いIHGはどこか」「同じ都市の中でどのブランドが安いか」「空港アクセスと価格のバランスが良いホテルはどこか」を素早く見たいわけです。
ChatGPT上のIHGアプリは、この最初の絞り込みにかなり向いています。
日本国内のIHGホテルだけでなく、海外のIHGホテルもまとめて比較しやすいのも大きなメリットです。
たとえば、東南アジアや韓国、台湾、オーストラリアなど、IHGホテルが複数ある都市では、どのブランドがあり、どのホテルが比較的安いのかを把握しやすくなります。
IHG修行をしている人にとって、これはかなり実用的です。

ChatGPTへのIHGアプリの入れ方

ChatGPTへのIHGのアプリの入れ方は非常にシンプルです。
ChatGPTのアプリのところで「IHG」と入力して検索すれば、アプリを入れることができます。
このアプリ機能は、ChatGPTの無料版・有料版問わずに利用することができます。
予約前に必ず確認すべき注意点
便利な一方で、IHG×ChatGPTを使う際には注意点もあります。
料金・空室状況はIHG公式で最終確認する
まず、ChatGPT上で表示された料金や空室情報は、最終確認ではありません。
随時料金や為替レート、空室状況は変動しますので、最終的な部分は公式サイトをチェックするのが一番です。
ポイント加算・会員特典・キャンセル条件も確認する
実際に予約する前には、IHG公式サイトまたはIHG One Rewardsアプリで、料金、税金、サービス料、キャンセルポリシー、ポイント加算などを必ず確認すべきです。
また、AI検索は便利ですが、万能・完璧ではありません。
ホテルの候補出しと比較をAIに任せ、最終判断は自分で行うという使い方がベストです。
キャッシュバックサイト経由の方がお得な場合もある
また、IHGのホテルの予約は、TopCashbackなどのキャッシュバックサイトを経由して予約するのがお得なルートです。
TopCashback経由での予約であれば、2026年6月時点で10%のキャッシュバックを受け取ることができます。
TopCashbackについては、過去の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参考ください。


IHG.comとIHG One Rewardsアプリにも会話型検索が来る
今回のIHGの発表で見逃せないのは、ChatGPT上のIHGアプリだけではありません。
IHGは今後、IHGのホームページとIHG One RewardsアプリにもAIによる会話型検索を追加する予定だとしています。
固定された検索項目やキーワードに縛られず、旅行者が自分の言葉でホテルを探せるようにする狙いです。
これが実装されると、IHG公式サイトや公式アプリそのものの使い勝手もかなり変わる可能性があります。
これまでは、日付、都市、人数を入れて検索するのが基本でした。
今後は、「子連れで泊まりやすいホテル」「空港から近いホテル」「ラウンジが使える可能性があるホテル」「長期滞在向きのホテル」「安く泊まれるホテル」といった条件を、会話形式で探せるようになるかもしれません。
IHG One Rewards会員にとっては、ポイント宿泊、会員料金、キャンペーン、エリート特典といった情報がより探しやすくなる可能性もあります。
ホテル公式サイトの検索体験は、これからかなり変わっていきそうです。
ホテル予約はAI検索前提の時代へ
今回のIHGの動きは、単なる便利機能の追加ではありません。
ホテル予約の入口が公式サイトや、Agoda、Booking.comなどのOTAでの検索から、AIとの会話へ移っていく流れを示しています。
これまでホテルを探すときは、検索エンジン、ホテル公式サイト、地図アプリ、口コミサイトを行き来するのが普通でした。
しかし今後は、まずChatGPTに相談し、候補を整理してもらい、そのうえで公式サイトから予約する流れが増えていくはずです。
これは旅行者にとって便利な一方で、ホテル側にとっても重要です。
AI検索で候補に出てこなければ、比較の土俵にすら乗れなくなる可能性があるからです。
IHGが早い段階でChatGPT上のアプリを出したのは、旅行者の検索行動が変わり始めていることをかなり意識しているからだと思います。
既に、主要なグローバルチェーンでは、ヒルトンやハイアットもChatGPT上でアプリをローンチ済みです。
マリオットは2026年6月時点では出していませんが、ライバルが出している状況からも出す可能性は高いと言えるでしょう。
ホテル業界だけでなく、航空会社でも導入しているところがあります。
ターキッシュエアラインズでもChatGPTのアプリを出しており、料金を選択して、そのまま公式HPで予約・発券することが可能です。

JALやANAなどの日系の航空会社でも、いずれはAIによる検索ができる時代が来るかもしれませんが、まだちょっと先かもしれません。
少なくとも現時点では、IHGユーザー、とくにIHG修行をしている人にとって、今回のChatGPT連携はかなり実用的なアップデートだと感じました。

まとめ|IHG修行のホテル探しはAIでかなり楽になる
IHGがChatGPT上でIHGアプリを公開したことで、ホテル検索の入口は大きく変わり始めています。
世界7,000軒超のIHGホテルを、行き先や日程、予算、好みに応じてAIとの会話で探せるようになれば、旅行や出張のホテル選びはかなり楽になります。
特に、宿泊日数や宿泊費を意識するIHG修行では、安いホテルを探し、複数都市を比較し、海外のIHGホテルまで候補に入れる作業が効率化されます。
もちろん、ChatGPT上の情報だけで予約判断を完結させるのは危険です。
最終的な料金、キャンセルポリシー、ポイント加算、会員特典などは、必ずIHG公式サイトやIHG One Rewardsアプリで確認する必要があります。
それでも、候補出しと比較のスピードはかなり上がります。
IHG修行において、ホテル探しは地味に時間がかかる作業です。
今回のIHG×ChatGPTは、ホテル探しの手間を減らしてくれる新しい選択肢になります。
AIによって、旅行や出張のプランニングだけでなく、ホテル修行の組み立て方も少しずつ変わっていきそうです。








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