2026年は、近年まれに見るほど世界的なスポーツイベントが相次いで開催される1年です。
2月にはイタリア・ミラノで冬季オリンピック、3月にはWBC(World Baseball Classic)、そして6月から1ヶ月間かけてサッカー・ワールドカップがカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国で共同開催されます。
日本代表の活躍も非常に楽しみですが、果たしてANAか、それともJALを利用するか、はたまた全く別の外資系を利用するかなど、どの航空会社で移動するかもまた注目ポイントです。
一方で、WBCの韓国代表について驚きのニュースが入ってきました。
なんと代表チームが海外へ格安航空(LCC)のチェジュ航空で移動しました。
※参考記事
https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=139939
「代表チームなのに格安航空でキャンプ入りの屈辱? WBC韓国代表がLCC利用で論議:スポーツソウル(2026年1月12日)」
一般的にナショナルチームとなればフルサービスキャリアの航空会社で移動することが多いです。
韓国であれば大韓航空やアシアナ航空で移動するのがベターですが、今回はどちらでもありませんでした。
今回は、なぜチェジュ航空が選ばれたのか、その背景とナショナルチームなどのフライト事情について紐解いていきます。
なぜWBC韓国代表はLCCを選んだのか?
LCCで4.5時間移動|プロ選手にとっての現実
先に結論から申し上げますと、ソウル・仁川からキャンプ地のサイパンまでの直行便は、チェジュ航空とティーウェイ航空のLCC2社のみが運航していて、スケジュールの関係からチェジュ航空が選ばれました。
ソウルからサイパンまでは4.5時間前後なのでLCCでも何とか我慢できる距離かと思います。
この路線ではボーイング737-800が用いられ、エコノミーのシートピッチは74cm(29インチ)です。
ボーイング737-800はANAやJALの国内線でも用いられ、エコノミーのシートピッチは79cm(31インチ)なのでそれよりも狭いです。
野球選手となれば体格が良いので、狭い座席に4時間以上座って行くのが大変な人も結構いるでしょう。
またチェジュ航空では前方に足元の広いビジネスクラスを12席設けていますが、残念ながら選手全員が座ることができません。
こういう場合に、実績最上位の選手が良い席に乗れるのか、それとも年功序列で決まるかは国によって扱いが変わりそうです。
年功序列の文化が残る日本だったら、ちょっと揉める火種になったかもしれません。
ソウルからサイパンまではさほど長いフライトではないとはいえ、選手が快適に過ごせるようにチャーター便を手配しても良かったのではと思いますが、懐事情を考慮してここでは費用を抑える選択となったと思います。
WBC本戦で勝ち上がり、アメリカに行くとなれば恐らくチャーター便に乗り快適に移動することができるので、今後の韓国代表の試合にも注目です。
実は前例あり|サイパンは“野球キャンプの地”だった
一方、今回野球のキャンプ地としてサイパンが選ばれましたが、あまり野球のイメージがないように思う人もいらっしゃるかと思います。
過去には、日本のプロ野球チームもサイパンでキャンプを行っていました。
1980年後半から90年代にかけて近鉄バッファローズがサイパンにてキャンプを行っていました。
WBC日本代表はどう移動する?
2023年大会|JALチャーター便の実例
では、WBC日本代表はどうか。
前回2023年大会の際、日本は順当に勝ち上がり、いざアメリカに向かう際にはJALのチャーター便で移動しました。
ボーイング787-9で羽田空港からマイアミまで飛びました。
この時は、ビジネスクラスが52席ある機材だったため、選手全員が恐らくフルフラットシートで快適に移動しました。
ただ、大谷翔平さんなど一部の体格の大きい選手は、ビジネスクラスのシートでもちょっと狭かったかもしれません。
2026年WBCではA350-1000が使われる可能性も
今度2026年3月に行われるWBCでは、日本は最初に東京ドームで戦います。
勝ち上がると準々決勝以降はアメリカに舞台を移します。
マイアミのローンデポ・パークでの試合となるため、今回もまたアメリカに行く際にはJALのチャーター便で移動になりそうです。
現に、JALは2026年のWBCのオフィシャルスポンサーで、侍ジャパンのオフィシャルパートナーを担っています。
今大会でチャーター便としてJALのフラグシップであるエアバス350-1000が選ばれれば、より一層選手の方々も快適に過ごせることでしょう。
エアバス350-1000は2023年大会の時点では未だ運航しておらず、2024年1月より就航しています。
日本代表が勝ち上がり、JALのフラグシップがチャーター便として飛べば、快適に過ごす選手の姿がSNSで出回るかもしれません。
(6席しかないファーストクラスに誰が乗るか注目です笑)
野球だけではない|サッカー日本代表とANAの関係
一方、野球以外のスポーツではANAの活躍が見られそうです。
過去には、サッカー日本代表ではANAがチャーター便を飛ばしています。
2024年にバーレーンで行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選では、バーレーンまでANAのチャーター便で移動しています。
ボーイング787のフルフラットシートなので現地まで快適に移動できたことでしょう。
ANAはサッカー日本代表のメジャーパートナーを担っているので、2026年の6月から始まるワールドカップでもチャーター便を飛ばすことになると見込まれます。
オリンピックでも注目される“日本代表の移動”
また、今年2026年に冬季オリンピックが行われるイタリア・ミラノでは日系ではANAが直行便を飛ばしているため日本代表勢の利用は多くあるかもしれません。
現在、羽田-ミラノ間を週3回運航を行っていますが、ANA側もオリンピックに向けて臨時便をスタンバイしています。
2026年2月23日に羽田⇒ミラノ、ミラノ⇒成田の臨時便を運航予定です。
2026年2月23日は閉会式の日ですのでオリンピック帰りの人を多く乗せることになるかと思います。
※参考
https://www.ana.co.jp/ja/jp/notice/202510004320.html?p1=top&p2=ja&p3=global
「羽田発ミラノ行き、ミラノ発成田行き運航便のお知らせ:ANA(2025年10月29日)」
一般の販売はビジネスとプレミアムエコノミーのみとなっており、エコノミーは大会関係者ないし旅行代理店経由での販売ではないかと見込まれます。
まとめ|ナショナルチームの「移動」から見えるスポーツの裏側
今回は、WBC韓国代表がLCCで移動したというトピックを起点に、ナショナルチームにおけるフライト事情を見てきました。
2026年はWBCをはじめ、世界的なスポーツイベントが相次ぐ1年でもあります。
試合内容だけでなく、選手たちがどの航空会社で移動するのかという視点で見てみるのも、ひとつの楽しみ方でしょう。
スポンサー契約の影響もあり、日本代表では野球=JAL、サッカー=ANAという構図が定着している点も興味深いところです。
個人的には、JALのチャーター便にファーストクラスが設定される場合、誰が乗るのか、どんな使われ方をするのかも気になります。
スポーツイベントの多い年だからこそ、こうした「移動」に目を向けてみると、試合とは別の視点で楽しめる要素が増え、それもまた面白いところです。
参考記事
https://forbesjapan.com/articles/detail/61848
https://www.football-zone.net/archives/557504






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